オンラインレッスン対応!時間が余ったときに使える日本語のゲーム・活動集。
この記事では、「うそ発見ゲーム」の詳しい手順と説明例を紹介します。
パワーポイントのダウンロードについては、見出し「パワーポイントのダウンロード」をご確認ください。
概要
日本語レベル | 初級~ |
クラス形態 | 個人○、グループ(5人まで)○、グループ、(6人以上)○ ※学習者の人数が多すぎると、難しい場合もある。 |
用意するもの | パワーポイント |
動画
手順と説明例
1. うそ発見ゲーム(表紙)
T:みなさん、「うそ」という言葉を知っていますか?
L:知りません。
T:「うそ」は本当じゃないという意味です。
例えば、(実物の本を見せる)これは本です。本当ですか。嘘ですか。
L:本当です。
T:では、(食べ物や飲み物を見せる)これは本です。本当ですか。嘘ですか。
L:本当じゃありません。嘘です。
T:はい、嘘です。今日は嘘を発見する、嘘を探して見つけるゲームをします。
2.ゲームのやり方(1)
T:ゲームのやり方を説明します。
1.自分について文を4つ作ります。
文を作るとき、ルールがあります。3つの文は本当です。1つの文はうそです。
3.ゲームのやり方(2)
T:2.一人ずつ作った文を発表します。
聞いている人は、どの文がうそか、考えてください。
4.ゲームのやり方(3)
T:3.答えを確認します。
発表した人がどの文が嘘だったか、教えます。
そして、次の人が自分の文を発表します。
これがゲームのやり方です。
では、次は例を見ながら、ゲームのやり方をもう一度確認しましょう。
5.例
T:マイケルさんです。これはマイケルさんの例文です。
例文を読んでください。
L:1.私は兄が二人います。
2.私はお菓子が大好きです。
3.私はピアノが弾けます。
4.私は毎晩ゲームをしています。
T:どの文がうそか、考えてください。
1ですか。2ですか。3ですか。4ですか?
どの文がうそか、みんなで話し合います。
話し合った後、発表した人は答えを言います。
6.例
T:3が嘘です。マイケルさんはピアノが弾けません。だから、3が嘘です。
ゲームのやり方がわかりましたか?
質問がありますか?(学習者からの質問に答える)
7.文を作りましょう
T:では、みなさんも自分について文を4つ作ってください。
ノートや紙に書いてくださいね。
時間は●分です。それでは、スタート!
(●分経過)
終わりです。みなさん、書けましたか。
L:はい、書けました。
8.ゲーム開始
T:では、ゲームを始めましょう。
L1さん、作った文を発表してください。
L1:(作った文を発表)
T:L1さん、ありがとうございます。
どの文が嘘だと思いますか。
(学習者の予想を聞く)
L1さん、答えを教えてください。
L1:答えは●です。
~上記の流れでゲームを続ける~
T:では、みんなの発表が終わりましたね。
9.ゲーム終了
アドバイス
・マイケルさんの例の代わりに、教師が自分の例を示してもいいでしょう。
・どの文が嘘か、クラス全体で話し合うときの方法は2つある。
①学習者を一人ずつ指名して、どの文が嘘だと思うか、答えさせる
②教師が文の番号を言い、学習者は嘘だと思う番号に挙手する。
・初中級以上の学習者には、文を作る前に「どんな内容の文にすればいいか」話し合ってから、活動を始めてもいい。例えば、「クラスメイトが驚くような私の特技」「クラスメイトが知らない私の秘密」である。
マンツーマンでずっと日本語を教えている学習者と、このゲームをしても面白いです。今までお互いに知らなかったこと、意外な一面などを知ることができます。
パワーポイントのダウンロード
このゲーム・活動のパワーポイントは180円で販売予定ですが、2月末まで「0円」で販売します!
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